本大会の趣旨・特徴
趣旨
マイクロ・ナノテクノロジー分野の進展により機械を構成するセンサ、アクチュエータ等の機械要素が微小化されるに伴い、それらを統合したマイクロ機械システムの研究開発も進み、医療・福祉、家電・情報機器などの分野で盛んに応用されています。本コンテストは、マイクロメカニズムの実用領域への応用と、近年見られる各種ロボットコンテストを融合し、高校生の創造性をさらに刺激する新たなロボットコンテストとなることを目指しています。
また、このコンテストを通じて、マイクロメカニズムやロボットの設計を行うために必要な基礎技術および実用化技術についての講習会・工作教室などの開催も予定しております。教育のみならず、技術交流の場としても是非ご参加ください。
特徴
本コンテストは、1インチ(2.54cm)角のロボットが所定のコースを自立的に走行し、時間を競うもの。わずか1インチ角のロボット内にCPUやバッテリーを搭載し、数十cmの大きさのロボットに匹敵する機能を持つ様に設計要求されます。走行競技用のグランドはA2用紙(約40cm×60cm)程度です。以前のように教室いっぱいに広げて試走しなければならないことはありません。ロボットの構成材料も実習等で余った端材で製作が可能なため、省エネルギー・省資源をめざすエコロジーなロボットコンテストでもあります。小型のCPUやモータなどの使用技術に慣れてくれば、製作費や維持費、大会コストなどを大幅に軽減することができます。このため、高校生でも気軽に参加できます。
会場案内
キャンパスまでの交通は,交通案内をご覧ください.
会場となる5号館(多目的講義棟)の位置は,スクールバスの発着場のある建物です.