競技方法の概要
競技方法
A2サイズの指定用紙上に描かれた5mm幅の白い線上をロボットに追従させ、コースを周回させます.コースは直線および曲率半径20mm以上の曲線によって構成され、スタートとゴールは同じ地点です.コースは平面ですが,交差点を含む場合もあります.コースの内容は事前に競技者にはお知らせしません.予選ではこのコースを5周以内走って、最速の1周タイムで優劣を競います.
詳しい競技方法・ルール・実施要綱などは、大会ごとに見直され、別途マイクロロボットコンテスト競技規定として公開されます.第6回大会での大きな変更点は次のとおりです.
- ボタン電池など1次電池の使用を禁止し、スーパーキャパシタなど充電式の電源を用いていただくこととしました
- 実装の困難さを考慮し、2次電池は大きさの制限を受ける本体とは独立に考え、2次電池分の体積増加に関しては高さ50mm、幅50mmのゲートを通過できれば良いこととします
- 第7回大会から入門者を対象としてノビス部門を設けました.
第11回大会での大きな変更点は次のとおりです
主な変更点 ・本年度は、ビギナー向け:ネームカード部門が新たに追加されました。 それに伴い、 ・昨年度までのロボットのサイズ上限3mm緩和する措置がなくなっています。 ・スタートとゴールゲートが1つのゲートになっています。
大会の流れ
大会は、次のような流れで1日間で行います。
レギュレーションチェック
大会当日、参加ロボットが規程を満たしているか確認します。
予選
全参加ロボットのタイムトライアルでの走行記録をとります。1インチ部門では,記録が上位のものだけが予選を通過できます。
参加台数が多い場合には,難しいコースを使って二次予選を行うこともあります.
ネームカード部門は,この予選と同じ時間に,同様にタイムトライアルを行い,その結果によって表彰者を決定します.
決勝トーナメント
1インチ部門の予選通過者によるトーナメントを行います.二つのロボットを同時にスタートさせ、早くゴールした方が勝利者とする対戦を行います。トーナメントで最後まで勝ち抜いた人が優勝です。